お小遣いは二刀流。「定額1000円 + お手伝い報酬」

お小遣いは二刀流。「定額1000円 + お手伝い報酬」

小中学生900人を対象としたアンケート調査によると、定期的にお小遣いをもらっている割合は42%。半数以上の子どもは、定期的なお小遣いがないということです。

とても驚きました。

お小遣いのアンケート
株式会社バンダイ「小中学生のおこづかいに関する意識調査」結果

我が家では毎月のお小遣いに加え、お手伝いに応じたお駄賃を渡しています。このお話は後ほど。

中学2年生の娘は毎月1000円にお駄賃3000円が加わり約4000円、小学校3年生息子は今月から毎月300円にプラスのお駄賃460円で約760円が彼らの月収です。娘はかなり高収入です。


ここからはもう少し詳しく、我が家のおこづかいの実例を紹介していきます。

定期的なおこづかいは計画性が養える

定期的なお小遣いには2つのメリットがあると考えています。

欲しいものが出てきた時に「あと●ヶ月お小遣いを溜めれば買える」「コレも欲しいけれど、前から買おうと決めていたアレの方が欲しいから、今は諦めよう」など、買い物に計画性が見られるようになります。

また、私は買い与えたくないけど、子どもが欲しがることがあります。そういう時は「自分のお小遣いで買うのはいいよ」と声かけしています。喜んで買う時もあれば、「やっぱり、いらない。」となる時もあります。本当に自分の欲しいのモノなのかを、子どもなりに考えるキッカケになっています。

「働いて稼ぐ」のプチ体験

最初に紹介した、お手伝いに応じたお駄賃についてはどうしているのか。

例えば娘の場合、お風呂掃除を1回200円で、2日に1回くらいやっているので毎月約3000円です。息子は夜ご飯のお米炊きを1回20円で担当しています。例えば先月は23日炊いているので460円になります。

といった具合で、働いて稼ぐことをプチ体験しています。

ちなみに、お風呂洗いはこれまで主人が担当していました。ところが、仕上がりは美しくなく、本人も嫌々やっていました…(笑)

そこで、主人は娘に風呂洗いをさせることを思いつきます。それ故、お風呂洗いは1回200円と高単価。これは主人が支払っています。娘は、「ハッキリ言って、これはおいしい!」と喜び、家族も今までより綺麗なお風呂に入れるので嬉しいです。

画像:pixabay

子ども達がお手伝いをしなかった時は「怒らず、手助け無し」でやりすごします。お風呂洗いがなかった時はシャワーで済まし、ご飯炊きがなかった時はご飯ではなくトーストにするといった具合です。結果として寒い冬にシャワーだけになったり、「焼きシシャモにトースト」という変わった組み合わせの夕飯になることもあります。

つまり、お手伝いをしないと不便で違和感のある現実になってしまう一方、お手伝いをすれば金銭的なメリットが受け取れるという仕組みです。この仕組みにより、今のところ子どもたちは、自発的にお手伝いに取り組んでいます。

ですが、違和感を抱くことと金銭的なメリットがあるので、今のところは自発的にお手伝いに取り組んでいます。

おこづかいの使い道

中学生の娘はペンケースにつけるバッジや、可愛い文房具にお小遣いを使っています。彼女はお金を使うことより貯めることの方が好きな性質(≒ケチ)です。

小学生の息子は、プラモデルのおもちゃがオマケについたお菓子などを買っています。

しかし今年はコロナ。お祭りの盛んな地域に住んでいるので、子どもたちはよくお小遣いを握りしめて友達と屋台に遊びに行っていましたが、全て中止に…。楽しい使い方が今年はできません。

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