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子ども 小学生

🇳🇿学校からの手厚いフォロー。コロナを柔軟に乗り越えたNZ教育

ニュージーランドは日本より少しせまい国土に650万人が住む、のんびりとした国です。

政府は、3月9日に初めてコロナ感染者が見つかってから、19日に国境を封鎖し、25日にはロックダウンに踏みきりました。
政府からの補助金もロックダウン後すぐに申請でき、その日のうちに入金されました。

しかも全てオンラインで完結です。

国のトップたちのスピーディーな判断と、国民の結束力でニュージーランドはコロナから一番遠い国になりました。

学校生活などの教育面でも、スピード感がありました。

この記事の書き手
ニュージーランド在住。
2児の母で小学生と幼稚園の娘がいます。
国内外で10年以上の教員経験があり、
日本とニュージーランドの教育や
子育ての違いなどを書いています。 

オンラインで友だちとつながる6週間 

ロックダウンに入る前に学校側から、ネット環境やデバイスの有無を確認されました。

1学期中(2月のはじめ〜4月3日まで)は担任の先生から勉強のアイデアがメールで送られてきました。算数では、足し算のゲームや図形パズル、他にも「あなたはゾウをペットにしたいか、したくないか。」という作文のテーマなど。

家で働く親も多かったので、「全部できなくても大丈夫」とのメッセージもありました。

4月20日から2学期が始まりましたが、まだロックダウンは継続中。

長女の小学校のクラスでは週2回のZoomミーティングがあり、1回30分ほど読み聞かせや算数の問題などを先生やクラスメイトとします。

1学期と同じく、国語や算数、運動、アート、遊びなどのアイデアが、ミーティングのない日にメールで送られてきました。

次女の幼稚園は、オンラインの読み聞かせ、友だちとのZoomでの顔合わせなどをしてくれました。最初は少し恥ずかしがっていましたが、徐々に慣れて発言もしていました。友達の顔が見れるのが嬉しかったようです。

先生たちが撮影した歌や外遊び、工作の動画もあり、毎日2回ずつ更新されていました。

日本が緊急事態宣言で外出自粛をする中、5月12日には幼稚園も小学校も再開されました。

ロックダウン中、娘たちは、
1〜2週間目は新しい生活にドキドキしたり、ワクワクしたり。
3〜4週間目には少し中だるみをして、ケンカをしたり。
そして5週目ごろからは、自分で遊びを発見(企画)、実行、再考、発展させる姿が!

まさにPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルです。

そんな6週間でした。

「子どもは暇にさせるのが一番いい」

4歳の次女は折り紙と折り方の本を大量に持ち出してきて
「自分で作る」と宣言。

難しいところを手伝ったりしつつ、作りたいものを自分で作っていました。飛行機を折って、部屋のいろんなところに着陸!想像の世界で遊びをどんどん発展させていました。

誰からもせかされることがなく、自分の好きなことができる環境。それが子ども達にとって大切なことを再確認できました。

ニュージーランド人の主人はいつも「子どもは暇にさせるのが一番いい」と言っているのですが、本当にそうだなと実感しました。 
トランプゲームですごく盛り上がったり、お絵かきクイズで大爆笑したり、その時間がなんだかすごく大切に思えたロックダウンでした。

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ニュージーランド在住。2児の母で小学生と幼稚園の娘がいます。国内外で10年以上の教員経験があり、日本とニュージーランドの教育や子育ての違いなどを書いています。